脱カフェイン・脱砂糖生活を無理なく始める方法|ゆるく整える私の習慣

やさしいごはん

【はじめに】

「チョコやコーヒー、やめたほうがいいのは分かってるけど…」

そんなふうに思ってはいても、つい手が伸びてしまう。

私も同じでした。

特に忙しい日や疲れた日には、甘さや香りに癒しを求めてしまうもの。

でも、無理にやめようとするとストレスになる。

だから私は「少しずつ、ゆるく整える(ととのえる)」方法を選びました。

今回は、その中で実際に取り入れてよかった工夫をまとめてご紹介します。

【チョコをやめたい私が選んだ“満たしてくれるもの”】

「チョコがないと落ち着かない…」

そんな私がまず試したのは、代わりになるものを見つけること。

実際に助けられたのはこの4つです。

雪の宿(米菓):甘じょっぱさと個包装の手軽さで、つい食べすぎ防止にも◎

きなこミルク:温かい牛乳にきなこを溶かすだけ。ほっとゆるむ甘さ。

はちみつをひとさじ:スプーン1杯で甘さ欲が落ち着く、不思議な安心感。

アソートナッツ(くるみ&マカダミア):噛む満足感があって、気分の切り替えにも。

「お茶を飲む」「深呼吸する」など、食べる前のひと呼吸も合わせて、気持ちの切り替えに役立ちました。

※イメージ画像です。

【コーヒーとの付き合い方を見直す】

朝はコーヒーが欠かせなかった私。起きたらまずタンブラーにたっぷり300ml…。

でも最近は、ドリップの時間よりも「少しでも寝ていたい」という気持ちが勝つように。

値上げや時間のなさもあって、インスタントコーヒーに切り替えました。

今は少しずつ量も減らし、粉4g→3g、湯量300ml→220ml

午前中は麦茶、午後は紅茶やフレーバーティーに置き換えて、カフェインを整える暮らしにシフト中です。

甘さがほしいときは、蜂蜜紅茶を常備。香りと自然な甘さで、満足感もキープしています。

こんな工夫もしています

このページでは紹介しきれませんでしたが、日々の暮らしを整えるうえで他にも取り入れていることがあります。 たとえば…

▶ 和スイーツ中心のおやつ生活で“甘さとのちょうどいい距離”を見つけた話

▶ ノンカフェインのお茶習慣で、心と体をそっと整える暮らし

: これらの記事では、それぞれの体験をより詳しくご紹介しています。

【続けるためのコツは“ゆるさ”にある】

脱砂糖・脱カフェイン生活って、ストイックにやると長続きしません。

私が意識しているのは、「完璧を目指さない」こと。

つい手が伸びてしまうチョコレート。

今は、「家には常備しない」というルールにしています。

とはいえ、夫がふと買ってきてくれた時や、職場で誰かからもらったときは、嬉しくいただきます。

「今日は頑張った日だしね」と思えば、罪悪感はゼロ。むしろ気持ちまで満たされる感じがします。

この生活は、あくまで自分のためにやっていること

夫や子どもにまで「甘いもの減らして」「カフェインやめて」と言うつもりはありません。

一緒に暮らしていると、お菓子やコーヒーが目に入ることもあるけれど、

「私はどうしたいか」を軸にすれば、気持ちもブレずにいられます。

【おわりに】

“やめる”より、“整える”。

そう考えるようになってから、気持ちがずっとラクになりました。

実際に、イライラが減ったり、夜ぐっすり眠れるようになったりと、小さな変化を感じています。

こうした積み重ねが、毎日の心地よさにつながっている気がします。

チョコやコーヒーに頼りすぎていた日々から、少しずつ“自分をごきげんに整える”暮らしへ。

今も、完全にやめたわけではありません。

でも、「なくても大丈夫かも」と思える日が増えてきました。

がんばりすぎず、ゆるく整える習慣。

それが、40代の私にとっていちばん心地よく続けられる選択でした。

次は「食事の時間に甘いものを欲さない工夫」についても書いてみたいと思っています。