はじめに

チョコ断ちをきっかけに、おやつだけでなく料理に使う砂糖も見直すようになりました。
最初は「何を使えばいいの?」と手探りでしたが、
いろいろ試すうちに、わが家にぴったりの甘味料が少しずつ見えてきました。
この記事はこんな方におすすめです
✔️砂糖の量を減らしたいけど、何に置き換えたらいいか分からない
✔️家族の健康のために、やさしい甘さを取り入れたい
✔️味も使いやすさも妥協したくない!
そんな方に向けて、わが家が実際に使って落ち着いた“甘味料トップ3”を紹介します。
「使いやすさ・効果・味」のバランスで選んだ、おすすめと使い方もまとめています。

料理にも、おやつにも。今日から使えるヒントをまとめました。
それでは、さっそくご紹介していきます。
第1位:てんさい糖(甜菜糖)
🍀 てんさい糖ってどんな甘味料?
てんさい糖は、甜菜(サトウダイコン)という根菜から作られる、植物由来の甘味料。
白砂糖よりも精製度が低く、まろやかでやさしい甘さが特徴です。
寒い地域で育つため、「体を冷やしにくい甘味料」ともいわれています。
砂糖との違いをひとことで言うと…
同じ「砂糖」でも、てんさい糖は精製度が低く、甘さがやさしくまろやか。
上白糖よりも血糖値の上昇がゆるやかで、日常的に使いやすい自然派甘味料です。
比較項目 | 上白糖 | てんさい糖 |
---|---|---|
色 | 白い | 天然の茶色(無精製) |
甘さの質 | ストレートな甘さ | まろやかでやさしい甘さ |
溶けやすさ | すぐ溶ける | 製品によってはやや時間が必要 |
粒子 | しっとり・重め | サラサラ・軽め |
🥄使いやすさ
- 粉がさらさらしていて、スプーンで軽くほぐせる
- 煮物や炒め物にもすっと溶けて使いやすい
- オリゴ糖を含む製品もあり、腸内環境にも◎
実はわが子は生後2ヶ月から便秘がちで、薬も併用してきました。
最近、料理にてんさい糖を使うようになってから、これまででいちばん安定しています。
シーン | てんさい糖でOK? | 補足 |
---|---|---|
甘さ控えめにしたい料理 | ✅ | 同量 or 少なめでOK |
甘さをしっかり感じたい料理 | ✅️ ✅️ | 上白糖の1.1〜1.2倍が目安 |
白く仕上げたいお菓子 (ゼリーなど) | ❌ | 色がつくため不向き |
煮物・和食 | ✅ | コクが出ておすすめ |
第2位:オリゴ糖シロップ(液体タイプ)
特徴:ボトルで使いやすく、おやつ用にぴったり
🥞 ホットケーキやヨーグルトにかけるだけで、やさしい甘さ。
🖤 わが家のお気に入りは「黒タイプのオリゴ糖シロップ」。 黒蜜風の見た目で、見た目も味もワンランクアップ✨
ホットケーキやヨーグルトにかけると子どもも大喜びです。
黒タイプと比較するのに、普通のオリゴ糖シロップも使っています。


このオリゴ糖シロップも、原料は「てんさい」?
📝そもそも、オリゴ糖ってどんな甘味料?
オリゴ糖は、腸内環境を整える働きがあると言われる“機能性甘味料”のひとつ。
実は、てんさい糖と同じ「甜菜(てんさい)」を原料にしている製品も多くあります。
「てんさい糖」は甜菜から作った“まろやかな砂糖”ですが、
「オリゴ糖シロップ」は甜菜からオリゴ糖成分だけを抽出した液体甘味料です。
同じ原料でも、味・甘さ・使い方はまったく別物なんです。
📝オリゴ糖って、全部「てんさい糖」なの?
実はオリゴ糖シロップには、いろいろな種類があります。
今回ご紹介している商品は「てんさい(甜菜)」由来ですが、ほかにも:
- 乳糖(牛乳)由来のガラクトオリゴ糖
- でんぷん(とうもろこしなど)由来のフラクトオリゴ糖
- 大豆由来のイソマルトオリゴ糖
など、原料や含有オリゴ糖の種類が異なる製品があります。
どれも「腸にやさしい甘味料」ですが、甘さや風味・使い勝手は商品ごとに違うので、
成分表示をチェックしながら、自分に合うものを選ぶのがおすすめです◎

食べすぎるとお腹がゆるくなるので、少量ずつがおすすめです。
上白糖 と オリゴ糖シロップ の比較
比較 | 上白糖 | オリゴ糖シロップ |
---|---|---|
状態 | 粉状 | 液体ボトルタイプ |
甘さの強さ | 強め(基準) | 控えめ(25〜40%程度) |
味の特徴 | ストレートな甘さ | やさしく、後味すっきり |
使い方 | 幅広く使える | (我が家では) 料理にはやや不向き・おやつ向け |
第3位:みりん(本みりん)
普段の料理で砂糖の代わりに使いやすいのが、みりん。
- 醤油との相性がよく、甘辛系料理に◎
- 煮物や丼ものに自然な甘さとツヤをプラス
- 卵焼きやかぼちゃの煮物に最適
🍽️ どんな料理に合う?
🔢 砂糖→みりん 置き換え換算と料理別使い分け
料理ジャンル | 目的 | 砂糖→みりん 換算目安 | 補足 |
---|---|---|---|
丼もの(そぼろ丼など) | 甘み+照り | 小さじ1 → 小さじ1.5〜2 | 煮詰めて照り感UP アルコール飛ばすと◎ |
あんかけ(エビ餃子など) | コクと風味 | 小さじ1 → 小さじ1〜1.5 | とろみにツヤが出て、 仕上げにも◎ |
煮物(かぼちゃの甘煮) | やさしい甘さ | 大さじ1 → 大さじ1.5〜2 | 煮崩れ防止&上品な 甘さ仕上げ |

砂糖の代わりにみりんを使うときは、
「ちょい多め」くらいを目安にするとちょうど良くなります。
まとめ:甘さと上手に付き合うコツ
最初は迷いましたが、試行錯誤しながら「甘さを選ぶ暮らし」に落ち着いてきました。
家族の体調や好みに合わせて、甘味料を少しずつ見直すだけでも、
食事がぐっと整うようになります。
🌱 「ゼロ」にするのではなく、“やさしく整える”。
それが、わが家の甘味料との付き合い方です。