和スイーツ中心のおやつ生活で“甘さとのちょうどいい距離”を見つけた話

脱砂糖と甘さの工夫

はじめに

「チョコ断ちしたいけど、甘いものゼロはつらい…」

そんな時期に出会ったのが、和菓子のやさしい甘さでした。

甘いものを減らしたいと思っても、急に全部やめるのは難しいもの。

そこで私は、洋菓子ではなく“和菓子”に置き換えることから始めてみました。

なぜ“和スイーツ”がいいの?

あんこ・きなこ・豆乳など、素材そのものの味わいを活かしたやさしい甘さ

砂糖控えめでもしっかりと満足感があり、洋菓子のような重さがありません。

和スイーツは繊維質たっぷりの素材で作るので、満足感あり。

比較的柔らかめのおやつが多く、子どもにも食べやすいのがうれしいポイントです。

わが家の定番◎きなこ豆乳プリン

ある日、子どもの保育園のおやつメニューに**「きなこ豆乳プリン」**という文字を見つけました。

最初は「子ども向けだろうな」と思っていたのですが、ふと「これ、大人のおやつにもよさそう…」と気になって。

さっそくおうちで再現してみることに。

きなこは柿安の香ばしいタイプを使って、甘さはほんのり控えめに。

仕上がったプリンをひと口食べて、「これ、私にぴったりかも」と感じました。

とろんとした口あたりに、素朴でやさしい甘み。

市販のスイーツほどの刺激はないのに、ちゃんと満足感がある

気づけば、子どもと取り合いになるほどの人気メニューに。

それ以来、我が家では定番の“ごほうび和スイーツ”になっています。

手づくり和スイーツは、私の“ごほうび時間”に

きなこ豆乳プリンをきっかけに、和素材を使った手づくりおやつに少しずつ目が向くようになりました。

「子どものおやつにちょうどいいものって、私にもやさしいかも」

そう気づいてからは、自分のためにも作っておくようになったんです。

最近のお気に入りは、こんなラインナップです。

  • 豆乳きなこプリン(甘さ控えめで安心感あり)
  • バナナきなこトースト(きなこの香ばしさで和テイストに)
  • 牛乳寒天ゼリー+缶詰フルーツ(冷たくて彩りもよく、さっぱり食べられる)

どれも材料がシンプルで作りやすく、まとめて作って冷蔵庫にストックしておけるのもポイント。

「ちょっと甘いものがほしいな」という午後の時間に、気持ちを整えるやさしいごほうびになっています。

冷凍和菓子のストックが便利!

日々のおやつを手作りする一方で、

忙しい日や余裕がないときのために、あらかじめ用意している“頼れる存在”もあります。

ある日スーパーの冷凍コーナーで見つけたのが、

  • 今川焼き(あんこ・カスタードの2種)
  • 草餅(よもぎの香りが本格的!)

冷凍庫にあるだけで安心感があるうえ、レンジで温めるだけでOK、冷蔵庫で自然解凍という手軽さ。

和のおやつって、なんだか特別な気がしていたけれど、

冷凍を活用すれば日常のおやつにもぴったりなんです。

甘いものを完全にやめるのではなく、

「質を変えてみる」ことで満足感はそのままに、心と体が少しずつ整っていくのを感じました。

まとめ

「甘いもの=チョコじゃなくても、満たされるんだな」

そんな風に思えたのが、やさしい甘さの和スイーツとの出会いでした。

今では、「今日はどれにしようかな」と自分で選べるようになったことが、小さな自信になっています。

甘いものが欲しくなるのは、心や体が疲れているサイン。

その気持ちを否定せず、やさしく受け止めながら整える

そんなおやつ習慣があることで、暮らしの余白にも、気持ちにも余裕が生まれてきました。

これからも、無理なく、ゆるやかに。

私らしく続けていける“甘さとのちょうどいい距離感”を大切にしていきたいと思います。