怒りたくない私が選んだ、“整えるごはん”という方法

やさしいごはん

― イライラしやすい40代子育てママが、少しラクになるまでの記録

はじめに|育休明けから始まった「怒鳴りたくない日々」

育休明け、生後6ヶ月から始まった3人暮らし。

子どもが1歳になった4月、私は職場に復帰しました。

【わたしの暮らしの変化】

👶 0歳|育休 → 家族3人の生活開始
🍼 1歳|復職 → 朝7時出発・ワンオペ離乳食
🔁 半年後|転職を決意(働き方見直し)
📖 子育て本を読み始める
🎧 Audibleで「怒鳴らない練習」と出会う
🍳 ホットクック・生協導入、整える食事へ

片道1時間半の通勤。朝7時前に家を出て、保育園の送迎は夫に任せる日々。

見送られるときの罪悪感が、とてもつらかった。

気持ちを整理できないまま、職場に向かう毎日でした。

帰りは保育園の18時お迎えギリギリ。

そこから、大人の晩ごはんと子どもの離乳食を一気に準備。

心も体も、あっという間に限界を迎えました。

復帰から半年、私は転職を決意。

働かないという選択肢もあったけれど、働くことで「私自身を取り戻す時間」も欲しかった。

だから、働き方を変えることにしたんです。

📌 育休復帰(1歳0ヶ月)「心も体も限界で、転職を決意」
📌 働き方を変える「何を大切にしたい?」と見直す時間が生まれた
📌 家族の笑顔が一番「でも、お金も必要…」と現実にも向き合う
📌 パート勤務へ「子どもとの時間を大切にしたいから」

それでも、バタバタした毎日の中で、子ども中心の生活、夜泣きが続き、自分も疲れてイライラしてしまう。

家族を大切にしたいのに、きつく当たってしまう自分に、ますます落ち込んでいきました。

「子どもを変えるのではなく、自分を整える」気づき

そんな日々の中で、子育てに関する本を探しては読み漁りました。

最初は発達や離乳食の本ばかり。

けれど次第に、「どうすれば怒らずに接することができるか?」に関心が移っていきました。

毎日イライラしては怒鳴り、泣いている子どもを前に立ち尽くすばかり。

でも、たくさんの本を読みながら気づきました。

「悩んでいるお母さんは、自分だけじゃない」

「そんなお母さんを応援する言葉が、世の中にはたくさんある」

救われた思いがしました。

そして、ある言葉に出会います。

「子どもを変えるのではなく、自分を整えることが大事」

この言葉が胸にストンと落ちた瞬間、自分の中で何かが変わり始めました。

「笑顔で向き合いたい」

その想いに気づけたことで、私の“整える暮らし”が少しずつ動き出したのです。

Audibleで出会った本が背中を押してくれた

さらに、Audibleで出会った1冊の本が、背中をそっと押してくれました。

📘『子どもも自分も楽になる怒鳴らない練習』(伊藤徳馬)

「完璧じゃなくていい。“ちょっとラクな子育て”でいいんだよ」

このメッセージに、心がふっと軽くなりました。

「ラクになっていいんだ」
「全部ひとりで背負わなくていいんだ」

そう思えたことで、整える暮らしに本気で向き合おうという気持ちが生まれたのです。

支えてくれたのは、家電と“やさしい食卓”

とはいえ、日常はバタバタの連続。

夜泣き、寝不足、時間のなさ、疲れ…感情のコントロールができなくなることも。

そんな私を支えてくれたのが、家電と宅配サービス。

お助けアイテム役立ったポイント
ホットクック火加減を気にせず、放っておける
食洗機洗い物から解放。寝かしつけに集中できる
生協仕事帰りに保育園へ直行・直帰できる
三星ファーム帰宅後に心の余裕ができた

どれも夫が提案してくれたものでした。

「少しでもラクになれば」と背中を押してくれました。
とてもありがたかったです。

頼れるものは頼る。

でも、自分自身でもできることはないか?と考えるようになりました。

40代・更年期に差しかかる私が選んだ「整える習慣」

例えば、イライラしやすくなる40代。

更年期の入口に立っているような感覚もありました。

何かひとつでも、気持ちを整える習慣を持ちたい。

でも、理想と現実のギャップが大きすぎる。

  • ストレッチ → 時間があればやるけれど…頭の中では次の予定がぐるぐる
  • 好きな音楽を聴く → 朝の支度をしながら、イヤホンでAudibleやYouTubeをラジオ感覚で。
  • 温かい飲み物を飲む → ◎
  • ゆっくり入浴 → 子どもと一緒なので❎️
  • 散歩・軽い運動 → 子どもと一緒だと重労働😭
  • 日記 → 三日坊主…
  • デジタルデトックス → 今は無理!
  • 瞑想 → 寝落ち😴

こうして振り返ると、毎日確実にできるのは“食事”でした。

食事なら、誰かの時間を奪わない。

家族と一緒に整えられる。

なにより、「自分を大事にできている感覚」が持てました。

次に続くテーマ:食事で整える、私自身と家族の暮らし

今の私は、少しだけ余裕が持てるようになってきました。

そう思えるのは、これまで「整えるごはん」を続けてきたからです。

ホットクックも、宅配サービスも、生協も。

あのとき、頼れるものはすべて頼りました。

「お金をかけてもいいのかな」と悩んだこともあります。

でも今なら言えます。頼ることは、甘えじゃない。

あれは、私にとって“生き抜くための選択”でした。

「そのとき選んだことは、そうしなければ生きてこれなかったから」

そんな言葉を、どこかで読んだことがあります。

私も、まさにそうでした。

いまは、「脱砂糖」や「脱カフェイン」にも取り組んでいます。

少しずつ、自分のためにできることが増えてきました。

これから、このブログで「やさしいごはん」のことを綴っていきます。

毎日をちょっと整えるヒントになるような、そんな内容をお届けできたらうれしいです。

誰かの心が、ふっと軽くなるように。

そんな場所になれたら、と思っています。