〜ホットクック・コンビニ惣菜に頼ってみた結果〜
今日はもうムリ…!そんな日でも、帰宅後15分で食卓へ
「今日はもう、晩ごはん作れないかも…」
そんなふうに思った日、ありませんか?
仕事の残業でくたくたになった日。
一度家に荷物を置きに戻ってから、徒歩で保育園へお迎えに行くのが日常です。
自転車イヤイヤ期の子どもに合わせて、時間とのたたかいです。
お迎えリミットまで、ごはんを作る時間は15分しかない!という日が何度もありました。
- 16:00終業
月末、年末は17:00終業も…
- 16:40帰宅
(洗濯機を回す準備、軽く掃除機かけ、生協仕分け、洗濯物取り込み)
晩ご飯準備
(ごはん炊飯、ホットクックでお味噌汁、主菜は別で、あれば作り置き副菜)
残業のときは超時短メニュー!
(豚汁うどん、ホットクックでミールキット+スープ)
- 17:20お迎え出発
18:00すぎ帰宅。まっすぐ帰ってこれない😭
そんなときに頼っていたのが、「放り込むだけ」でも成り立つ、やさしいごはん。
定番のひとつが、豚汁うどんです。
ホットクックに野菜と豚肉、冷凍うどんをすべて入れてスイッチを押すだけ。
帰宅後には、あたたかくてお腹にたまる一品が完成しています。
シーチキンライス(シュンコンカフェゆりさんのレシピ)+ホットクックでお味噌汁の日もありました。
豚丼もよく作ります。
豚こま肉に酒・みりん・しょうゆ・砂糖で味つけして、ごはんにのせるだけの簡単メニューです。
時間がある日は、キャベツと豚肉で回鍋肉(ホイコーロー)、キャベツと長芋でお好み焼きも作ります。
生協さんのミールキットを使えば、野菜とお肉がカット済みで、合わせ調味料つきです。
炒めるか煮るだけで完成するので、ホットクックとの相性も抜群です。
青椒肉絲、和風キーマカレー、八宝菜など、どれも手間なく仕上がります。
「全部手作りしなきゃ」と思い込んでいた気持ちが、少しずつほどけていきました。

意外と好評!「手抜きごはん」で家族がごきげんに
「こんな簡単でいいのかな?」と思いながら出したごはん。
でも、子どもはいつも完食でした。
特に豚汁うどんやお好み焼きは、2歳後半から今に至るまでずっと好きな献立で、「これがいい!」と自分からリクエストされることも。
生協のミールキットは、当初こそ使っていませんでしたが、いざ試してみると、子どもがすんなり食べてくれて。「あれ?もしかしてこれはアリかも」と気づいたきっかけになりました。
今では、ミールキットを参考に自分で同じような味つけを再現することもあります。
子どもに合わせながら、夫とも“わが家のごはん”を整えていった
子どもが少しずつ大きくなってくると、食べる量も増えてきました。
そうすると、今までの量では夫の分が足りないという日が出てくるようになりました。
そんなとき、三ツ星ファームを提案してくれたのは夫のほうでした。
冷凍でストックできて、ハンバーグ系が多く、野菜も入っている。
栄養バランスも取れていて、自分で選べる楽しさもある。
忙しい日の夜に、それがあるだけで安心できたようです。
私も、夕方のバタバタタイムに気にかけることが一つ減って、本当に助かりました。
お互いに、自分のペースでごはんを整える方法を持っておく。
それが、わが家にとっての「やさしいごはん習慣」になっていきました。
手抜きに罪悪感があった私。変えてくれたのは家族の反応でした

思い返せば、育休明けで仕事復帰したばかりの頃。
私は「ちゃんと一汁三菜を作らなきゃ」「冷凍食品やコンビニに頼っちゃダメ」と思いこんでいました。
でも、時間も体力も足りなくて、何度も自己嫌悪に。
そんなとき、子どもがセブンイレブンのひじき煮を喜んで食べてくれたんです。
「コンビニのお惣菜でも、こんなに笑顔で食べてくれるんだ」と驚きました。
それからは少しずつ、自分を許せるように。
「温かい味噌汁とごはんがあればいいか」
そう思えるようになってから、ごはん作りが気持ちの面でもぐんとラクになりました。
無理しないから、続けられる。「自分にも家族にもやさしいごはん」
子どもは今4歳。
食べる量も増えて、ミールキットは卒業しました。
でも、ネットで「どんなメニューがあるかな?」と探しては、参考にしています。
真似できそうな献立を見つけると、つい保存してしまいます。
最近は、食べムラが悩みのタネです。
気分で食べたり食べなかったり…。
以前とはまた違う悩みに向き合っています。
お米が高くなり、麺類を増やそうと試行錯誤中です。
焼きそばは大好き、でもビーフンはダメ。
パスタは苦手でも、サラスパはお気に入り。

子どもの好みはほんとうに不思議です。
今は、「できることを、できる形で」が合言葉。
無理のないペースで、“やさしいごはん”を続けています。