毎日なんとなく飲んでいたコーヒー。
でも40代になってから、「夜眠れない」「イライラしやすい」「疲れが取れない」など、体と心に変化を感じることが増えてきました。
そんな私が出会ったのが、ノンカフェインのお茶でした。
朝、昼、そして子どもと一緒に過ごす休日。
あわただしい日常の中でも、ノンカフェインのお茶が“ちいさな整え時間”になってくれています。
カフェインとの付き合い方、見直しは40代からがちょうどいい
仕事と育児に追われる毎日。
最初に体に現れたサインは、「胃の痛み」でした。
朝は寝起きのまま、タンブラーいっぱいのコーヒー。
銀行勤務時代は、昼休憩すらままならず、プロテインバーとコーヒーを胃に流し込んで終わり。
そんな日々を繰り返すうちに、空腹時に強い胃痛が出るようになってしまいました。
特に年末の繁忙期には、ストレスも相まって痛みが悪化。
胃カメラ検査を受けましたが、結果は「異常なし」。
処方された痛み止めでなんとかやり過ごすしかなく、心も体も限界寸前でした。
「ストレスのせいかも…」と感じつつ、
同時に「コーヒー、飲みすぎてるかも」とも気づいていたんです。
転機となったのは、食料品の値上げ。
チョコレートの習慣を見直したのと同時に、
「カフェインも、そろそろ見直してみよう」と思うようになりました。

最寄りのスーパーの紅茶コーナー。たくさんありますね!
コーヒーの代わりに。私の“お茶時間”へのシフト
コーヒーを完全にやめたわけではありません。
でも、午後にふと飲みたくなったときは、紅茶へシフト。
最初は物足りなさを感じましたが、
・蜂蜜入り紅茶
・香りが豊かなフレーバーティー(ピーチ、バニラ、アップルなど)
を常備することで、香りと甘みで満足感を得るようにしました。
体にやさしい選択をしながらも、
「飲む楽しみ」を失わないように工夫しています。
私が選んだノンカフェインのお茶3選
ノンカフェインのお茶は種類が豊富ですが、私がよく飲んでいるのはこの3つ。
どれも体にやさしく、日々の暮らしにすっとなじんでくれます。
● 麦茶(親子で楽しめる定番)
カフェインゼロで家族みんなに安心。
朝の水分補給や外出時のマイボトルにもぴったりで、わが家では毎日の定番です。
● ルイボスティー(妊娠中からの定番)
妊娠中に、たんぽぽコーヒーと一緒によく飲んでいました。
クセが少なくほんのり甘くて、ホットでもアイスでも◎。
今でもリラックスしたいときによく選びます。
● ごぼう茶(母のすすめで飲み始めたお茶)
便秘がつらかったとき、母にすすめられて試したのがごぼう茶。
香ばしさが強く、他のお茶にはない深みがあります。
今でも体を整えたいときに取り入れています。
「飲むだけ」で整う、小さな習慣
毎日、決まったタイミングでお茶を飲むことが、少しずつ自分を整える習慣になってきました。
午前中は、麦茶などのノンカフェイン系をマイボトルに入れて。
外出先でも気軽に飲めるようにしておくと、それだけで安心感があります。
4歳の息子も同じ麦茶を飲んでいて、お休みの日のお出かけのときは、それぞれの水筒に入れて持ち歩くのが定番に。
「かんぱーい」「一緒に飲むと美味しいねぇ」と笑いながら飲むだけで、なんだか心もほぐれていきます。
子どもと同じものを共有できるって、やっぱり嬉しいですね。
午後、甘いものが欲しくなったときは、蜂蜜入りのノンカフェイン紅茶を。
一杯飲むだけで気分がふっとやわらぎ、気づけばお菓子への欲求も減っていました。
さらに、気分に合わせて香りを選べるフレーバーティーもお気に入り。
可愛いパッケージを選ぶ楽しさもあり、「今の自分を大切にしてるな」と感じられる瞬間です。

不思議なことに、紅茶や日本茶に変えてからは、お菓子を一緒に食べることがぐんと減りました。
香りの満足感だけで、心が満たされる感覚。
以前悩まされていた胃の痛みも、気づけばすっかり消えていました。
転職してストレスが減ったことも大きいけれど、カフェインとの付き合い方を見直したことが、私には合っていたのかもしれません。
とはいえ、朝のコーヒーはまだ完全には手放せていません。
あの香りと温かさは、やっぱり特別な存在。
「今、本当に飲みたい?」と問いかけながら、少しずつ量を減らしているところです。
戸棚にあるストックが切れたら、朝の一杯も紅茶にシフトしてみようかな…と、ちょっとドキドキしながら計画中。
やめなきゃ、ではなく、「変えてみてもいいかも」という軽やかな気持ちで向き合っています。
まとめ:ノンカフェインのお茶で、自分を“やさしくととのえる”
カフェインに頼りすぎていた日々から、少しずつ「いたわる」方向へシフト。
やめるのではなく、置き換える。
頑張るのではなく、整える。
そんなやさしい選択をくれたのが、ノンカフェインのお茶時間でした。
今日の一杯が、あなたの心を少しでも軽くしてくれますように。
次回予告
次回は、ノンカフェインのお茶と一緒に楽しみたい「和のおやつ」をご紹介します。