砂糖を減らしたいママへ|子育て中でもできる脱砂糖の始め方と失敗回避のコツ

脱砂糖と甘さの工夫

😥「砂糖を減らしたいけど、なかなか始められない…」
😭「やめたいのに、やめられない…」

今日も抜け出せない甘い物ループの習慣に、落ち込んだりため息をついたり…。

ながつぼ
ながつぼ

それって、あなただけではないんです

40代・子育て中の毎日は、仕事も家事も手一杯、さらに育児に追われて自分のことは後回し。

ついお菓子や甘い飲み物に手が伸びてしまうのは、意思が弱いからではなく、多くの人がぶつかる共通の「壁」があるから。

それが始める壁」「続ける壁」

せっかく頑張ろうと思っても挫折してしまうのは、この2つの壁のせい。

本記事は、ネット上の体験談や健康関連記事、厚生労働省など公的機関の情報を参考にし、筆者自身の体験も交えてまとめています。

\今回は、この2つの壁をやさしく越えるヒントを紹介します/

  • 多くの人が実際に取り組んでいる“最初の一歩”
  • それを続けるための工夫
  • 私自身の体験談や失敗談

読み終えるころには、私にもできそう!」と感じられる、あなたにぴったりの脱砂糖の始め方が見つかるはずです。

ながつぼ

栄養士×40代子育てママ。
専門知識と日々のリアルをかけ合わせて、“心と体を整える食習慣”をお届けしています。

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みんなの「きっかけ」から学ぶ|健康・美容・子ども・家計…始める理由は人それぞれ

はじめは、「脱砂糖の方法」の一歩手前、「きっかけについてです。

ながつぼ
ながつぼ

なぜ脱砂糖を始めようと思ったんですか?
という部分ですね。

\脱砂糖のきっかけを知ることで、最初の一歩を踏み出しやすくなります/

みんなの“脱砂糖スイッチ”

健康や体調管理のお悩み
  • 「最近、疲れやすくなった…」
  • 「食後の眠気がひどくて、午後の仕事がはかどらない…」
  • 「常にほんのりとだるさを感じる…」
美容やダイエット(肌荒れ・体重増加)
  • 「40代なのにニキビができる…」
  • 「肌老化って何?砂糖が関係してるの?」
  • 「体重増加の原因、お菓子だと分かっているけれど…!」
  • 「お菓子をたくさん食べた後、便秘になりやすい気がする…」
ながつぼ
ながつぼ

「わたしのことですか?」というくらい、共感しかない…!

自分自身のお悩みからスタートする以外にも、こんなきっかけが。

子どもの健康や食習慣
  • 「子どもがお菓子ばかり食べる…」
  • 「甘いもの、食べてもいいけど量を減らしたい…」
  • 「料理の砂糖を減らしたら、食べてくれなくなった!」
  • 「手作りおやつ、砂糖をたくさん使ってしまう…」
家計管理
  • 「家族のお菓子代が家計を圧迫している!」
  • 「ついついコンビニでカフェオレ買っちゃう…」
  • 「家の中に甘いものがないと落ち着かない…」
  • 「スーパーのレシートを見返すと、大半がお菓子だった!」

みなさん、いろいろなきっかけで脱砂糖を始められたんですね。

すべて共感できるきっかけばかり…。

わたしの場合も、「お菓子代を減らしたい!」という切実な焦りがきっかけでした。

ながつぼ
ながつぼ

大好きなチョコレートがどんどん値上がりして、お買い物レシートの中でも見逃せない金額に…

全ての問題の原因は砂糖!と断定できるものではないかもしれません。

でも、「この悩みの原因、砂糖(お菓子)の取りすぎが原因かも…?」という小さな気付きが、脱砂糖スイッチ。

きっかけに気づいたら、次はどんな「最初の一歩」を踏み出すか?を知っていきましょう。

「これなら出来そうかも!」という方法をまず一つ、ぜひ試してみてください!

脱砂糖の始め方|ママでもできる“最初の一歩”

きっかけの数だけ、色々な「始め方」があります。

もちろん、上手くいかないこともあります。

そんな、「良かった、ダメだった」の声を紹介します!

おやつを変える派

  • チョコやスナック → 和菓子・果物・ナッツに置き換える
  • 子どもと一緒に食べられるものを選ぶと「自分だけ我慢している感」が減る
失敗パターン

最初は「お菓子を全部禁止!」と極端にしたら、3日でイライラして爆食いしてしまいました…。

▶「甘じょっぱいおせんべい」や「きなこミルク」など、緩やかな置き換えにして無理なく続ける、という方法で乗り越えられたパターンです。

飲み物から始める派

  • 砂糖入りカフェオレ・ジュース → 麦茶・ルイボスティー・ノンカフェインコーヒーに
  • 甘さを飲み物から外すだけで、1日の砂糖量はかなり減る
失敗パターン

「ブラックコーヒーに一気に切り替え!」は口に合わず挫折…。

▶ まずは「カフェオレの砂糖を半分」にして慣れたら、徐々にノンカフェインのお茶へ。

調味料を見直す派

  • 砂糖をみりん・はちみつ・オリゴ糖に置き換える
  • 野菜やだしの甘みを活かせば十分おいしい
失敗パターン

いきなり「砂糖ゼロの卵焼き」を作ったら、家族に不評でしょんぼり…。

▶「半量に減らす」から始めたら、家族も違和感なく食べてくれるようになりました。

お菓子のストックをやめる派

  • 家に置かない/買うときに少量だけ
  • 子どものおやつも必要な時にだけ購入
失敗パターン

全部なくしたら「甘いものが欲しい」と夜にコンビニへ走ったことも💦

▶ 今は「家に置かない+週末だけ楽しむ」ルールにして、ストレスを防いでいます。

ながつぼ
ながつぼ

失敗パターンは「極端にやると続かない」ケースが中心!
無理なく少しずつが長続きの秘訣と言えそうです

脱砂糖を続けるコツ|ママの体にやさしい、おすすめの工夫

「最初の一歩」の次は、続けるための工夫について紹介します。

「実は、無意識でやっていました!」という方も多いのではないでしょうか?

そして、ここから分かるのは、砂糖を減らすためには意志の力だけでは難しいということ。

体の反応で砂糖を欲してしまうのであれば、その時その時、うまく対応してあげれば砂糖欲求を回避できる確率もぐんとアップするはずです。

「 ゼロにしない、減らすだけ 」

お菓子をやめられないのは「意思が弱い」からではなく、砂糖の中毒性や低血糖による身体の仕組みが原因です。

一部の研究で指摘されているように、砂糖はコカインに匹敵する中毒性があると言われており、血糖値の急激な上昇と下降が脳に甘いものを求める指令を出します。

このため、無理に完全にやめようとすると、身体的・精神的なストレスが大きくなり、結果として反動で大量に食べてしまう「リバウンド」が起こりやすくなります。

完全にゼロを目指すのではなく、食べたいときに少量食べることで、ストレスを避け、長期的に無理なく砂糖との付き合い方を変えていくことが大切です。

ながつぼ
ながつぼ

やっぱり、出来る範囲で少しずつ!

「 体のサインを確認 」

甘いものが欲しくなるのは、単なる欲求ではなく、身体が特定の栄養素を求めているサインであることが多いです。

例えば…

  • チョコレートが食べたいとき:身体がマグネシウムを求めている可能性がある。
  • 疲れやだるさを感じるなど、甘いもの全般が欲しくなるとき:良質な糖質(エネルギー源)や、タンパク質、脂質が不足している可能性がある。

これらの栄養素を食事からしっかりと摂ることで、血糖値が安定し、脳が甘いものを求める指令を出す頻度が自然と減っていきます。

身体を満たしてあげることで、甘いものへの依存から解放されるかもしれません。

ながつぼ
ながつぼ

自分の身体のサインを見極めるって、難しいですよね…。
わたしも、「今、低血糖気味?」「朝からタンパク質食べたっけ?」と、自分自身に質問するのを意識しています。

「 味覚リセット 」

日頃から砂糖を多く含む食品を摂っていると、知らないうちに味覚が人工的な強い甘さに慣れてしまい、自然の食材が持つ繊細な甘みを感じにくくなります。

この状態では、無意識に砂糖を摂りすぎてしまいます。

砂糖断ちの準備として、果物や野菜を積極的に食べることで、本来の味覚を取り戻すことができます。

これは、味覚の「リハビリ」のようなものです。

味覚がリセットされると、自然の甘みで満足できるようになり、結果的に人工的な甘味料への欲求が減り、健康的な食生活への移行がスムーズになります。

ながつぼ
ながつぼ

はちみつや、果物100%ジャムがおすすめです。
どうしても食べたい!という時のお助けアイテムにもなりますよ!

砂糖を減らすための参考情報まとめ

ネットの体験談を調べていると、こんな工夫もあるんだ!と目からウロコでした。

パッケージ裏の砂糖量をチェック

毎日食べているお菓子や飲み物も、パッケージの栄養成分表示を見ると「こんなに砂糖が!」と驚くことがあります。

例えば、500mlの清涼飲料水1本に角砂糖10個分以上が入っているケースも。

体験談でも「裏を見てから自然に買う量が減った」という声が多くありました。

コツ

“まずは知ること”が脱砂糖の第一歩になります。

甘みの種類をチェックする

商品の成分表示を見るときは、砂糖の量だけでなく「どんな種類の甘味料が使われているか」にも注目しましょう。

例えば、清涼飲料水などでよく使われる異性化糖(ブドウ糖果糖液糖など)は、血糖値を急激に上下させやすく「もっと甘いものが欲しい」という悪循環を招きやすいと言われています。

また、人工甘味料(アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースなど)はゼロカロリーでも強い甘さを持つため、自然な甘みを感じにくくなることがあります。

さらに、ブドウ糖・果糖・麦芽糖(水飴)といった表示も、実質的には砂糖と同じ働きを持つ糖類です。

コツ

「砂糖」以外の成分表示にも目を向けることが、脱砂糖を進めるポイントになります。

甘いものは午後3時までルール

「どうしても甘いものが食べたい時は午後3時まで」と決めている、という意見もありました。

午後3時は脂肪として蓄積されにくい時間帯とも言われており、罪悪感少なく食べられそうですね。

コツ

「完全禁止ではなく、時間で区切る」という発想は、無理なく続けやすい工夫です。

家族と一緒に取り組む工夫

一人で頑張ると続かないことも、家族を巻き込むとモチベーションも上がって、一石二鳥!

「子どものおやつを果物中心に変えたら、自分も一緒に砂糖を減らせた」

「夫婦で“甘い飲み物を買わないチャレンジ”をした」

など、家族ごと取り組むと、自然とプラスの健康習慣につながります。

コツ

“一緒にやる”ことでストレスも減り、家庭全体の健康資産にもアプローチ!

チートデイで無理なく続ける

毎日我慢するとストレスが溜まりやすいので、週末や特別な日は好きなスイーツを解禁する“チートデイ”を設けている人もいます。

「ご褒美があるから1週間続けられる」という声も多く、完璧主義にならずに続ける工夫として効果的です。

コツ

“やめる”ではなく“コントロールする” 発想が、長続きの秘訣です。


こうした工夫を知ると、「脱砂糖=厳しい制限」というイメージが変わりますね。

小さな習慣を取り入れるだけで、無理なく砂糖との付き合い方を見直すことができそうです!

まとめ|ママでもできる“やさしい甘さ”への第一歩

脱砂糖は、何も「完全に砂糖をやめる」ことがゴールではありません。

忙しい子育て中のママにとっては、小さな一歩を積み重ねることこそ現実的で、長く続けられるコツです。

きっかけは人それぞれ。

健康や美容のためでもいいし、家計管理や子どものおやつ見直しでも十分です。

そして始め方もいろいろ。おやつを変える、飲み物を見直す、料理の調味料を工夫する…どれも立派な「最初の一歩」です。

そして、失敗しても大丈夫。

極端にやろうとして挫折するのは自然なことですし、その経験から「少し減らす」「ルールをゆるめる」工夫が生まれます。

大切なのは「私にもできる形」を見つけること。

そうすれば、無理なく砂糖との付き合い方を整えられ、体調も気持ちも“やさしく軽やか”に変わっていくはずです。

今日からできる一歩、「おやつ・飲み物・調味料・ストック習慣」の中から、ひとつ選んで実践してみること。

小さな積み重ねが、あなたと家族にとって“やさしい甘さ”の暮らしにつながるはずです。

あなたの脱砂糖のきっかけになれば嬉しいです!

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