甘いもの欲に負けちゃう日、ありますよね。
「またチョコに手が伸びてしまった…」
「イライラしてたから仕方ない」と分かっていても、
あとでちょっとだけ落ち込んでしまう自分がいたり。

そんな気持ち、私も何度も感じてきました!
子育てや日々のストレスのなかで、甘いもので気持ちを落ち着かせる習慣は、とても自然なことなんです。
この記事では、そんな「イライラ→甘いもの」の習慣を、少しずつ見直していくためのヒントをご紹介します。
「イライラ→甘いもの」はなぜ習慣化しやすいの?
脳が“すぐ楽になれる”方法として学習するから
甘いものを食べると、脳内では
- 気分を上げる「ドーパミン」
- 落ち着きをもたらす「セロトニン」 が分泌されます。
この即効性が、脳にとって“ストレス解消の近道”として記憶しやすいのです。

手軽で準備がいらないから
子育て中は「今すぐ何かで落ち着きたい」と思う場面がいっぱい。
冷蔵庫や戸棚にあるおやつは、考えなくても手に取れる手軽さがあります。

冷蔵庫や戸棚に買い置きおやつ…。
我が家がまさにそうでした…💦
感情から一時的に逃げられるから
イライラした自分と向き合うより、
甘いものを口にすることで一瞬でも気をそらせる感覚が、クセになることもあります。
この習慣を変えるには?→少しずつ置きかえていこう
目的は、「甘いもの欲に負けない自分」に近づくこと。
そのためには、我慢ではなく“置きかえ”の発想がポイントです。
① 甘いものの“代わり”になる行動を用意しておく
甘いものを食べたくなったとき、
すぐにできる“お守りアクション”をいくつか持っておくと安心です。

わたしの場合、こんなお守りアクションを実行していました。

「甘いものを食べる前に一呼吸」の“新しい習慣”をつくるイメージです。
② 習慣を変えるには時間がかかる。それでOK
人の脳が新しい習慣を覚えるには約21日〜66日かかると言われています。
習慣化までの目安 | 行動例 | 難易度 |
---|---|---|
約21日(3週間) | 甘いもの前にお茶を飲む/深呼吸 | ★☆☆(簡単) |
約30日(1ヶ月) | 3日坊主でもOKと受け止める | ★★☆(中) |
約66日(2ヶ月強) | 甘いものの代わりに散歩/ストレッチ | ★★★(やや難) |
- 深呼吸など簡単な行動は、3週間ほどで慣れてくることも
- 散歩など準備がいるものは、2ヶ月以上かかることもあります

焦らず、少しでもできたらOK
やさしく続けていきましょう♪
③ 小さな成功体験を積み重ねる
たとえば…
それで充分です。

“できた日”を記録して、自分をちゃんと褒めてあげましょう👍️
④ イライラの根本原因にも目を向けてみる
「甘いものが欲しい」の裏には、
- 寝不足
- 自分の時間がない
- 子どものイヤイヤ期で疲弊
など、根っこにある“本当の疲れ”が隠れていることも。
「どうして食べたくなったのかな?」と、自分にやさしく問いかけてみてくださいね。
「甘いものが欲しい」の裏にある“本当の疲れ”に気づいた瞬間
私の場合、甘いものが止まらなくなる時は、いつも心に“余白”がない状態でした。
たとえばこんな毎日
- 保育園からすんなり帰ってくれないわが子に振り回される
- 晩ごはん、何を作ればいいか分からずキッチンでフリーズ
- 転職したてで毎日が不安。慣れない業務に残業も続く
- 子どもの「ママ!」「抱っこ〜!」が止まらず、何も進まない…

「もうムリ…」と思ったとき、チョコに手が伸びていたんです💦
“わたしが変えられること”は何だろう?と思ったとき
自分の意志で、今から変えられることを考えた時。
すぐ実行出来ることは、「晩ごはんに手間をかけすぎないこと」でした。
- 献立をあらかじめ3パターンに絞る
- ホットクックやコンビニ惣菜で「手抜きごはんの日」をつくる
- 食べてくれればOK!のハードルに下げる

ごはんづくりのハードルを下げることで、少しだけ“イライラ予備軍”を減らせました😌
まとめ:「やめたい」より「整えたい」でOK
甘いものを我慢するのではなく、
甘いものに頼らない“新しい選択肢”を増やすことが大切です。
「我慢」ではなく、「整える」——
そんなやさしい向き合い方で、「甘いもの欲に負けないわたし」になっていきましょう🌿