このきな粉を使っていた理由
子どもが離乳食に少しずつ慣れてきた頃、鉄分を意識した食事づくりを心がけるようになりました。
『赤ちゃんのための補完食入門(改訂版)』という本に、「きな粉も鉄分を含む身近な食材のひとつ」と紹介されていたのを覚えています。
ちょうどその頃、鉄分を多く含む赤身の魚やお肉も候補にはありましたが、毎日調理するのはなかなか大変で…。

魚やお肉を調理するのは正直ひと手間だけど、きな粉なら手軽に使えていいかも
そんな思いもあり、まずは離乳食にきな粉を取り入れてみることにしたのです。
でも、粒子が粗くて子どもがむせてしまい、うまく活用できず…。
「もっと口当たりがやさしい、飲み込みやすいきな粉はないかな?」と探していたときに、
この“とろけるきな粉”に出会いました。
くまちゃんの白玉団子の写真が可愛いパッケージで、とても印象に残っています。
スーパーの棚でもすぐに目を引くデザインでした。
「甘さがついていても、鉄分が取れて子どもが喜んでくれるなら…」と、
おやつ用のきな粉として取り入れることにしたのです。
実際に使って感じたメリット
粒子が細かく、むせにくいから安心
一般的なきな粉よりも、粒子がとても細かいです。
口当たりがやさしく、子どもがむせる心配がありません。
初めてのおやつきな粉として、安心して使えました。
ダマにならずに溶けやすい
豆乳や牛乳に混ぜると、ダマにならずになめらかに溶けます。
スプーンで混ぜるだけで使えるので、手間がかかりません。
忙しい朝にもさっと取り入れられて、助かりました。

やさしい甘さの秘密は、黒糖・麦芽糖・オリゴ糖
甘さの成分には、黒糖・麦芽糖・オリゴ糖が使われています。
どれも素材由来の自然な甘さです。
白砂糖のような強い甘さではなく、穏やかな風味が特徴です。
甘さを控えたい、子どものおやつにぴったりです。
パッケージが癒し系で、子どもウケも◎
動物の白玉団子が描かれた可愛いパッケージ。
茶系が多いきな粉商品の中で、この商品はやさしい雰囲気が印象的でした。
くまちゃんの姿に、子どもも「これなあに?」と興味を持ってくれました。
おやつの時間が楽しくなる、そんな商品だと思います。

楽天市場で商品を見ると、くまちゃんのパッケージじゃなくなってた…!
でも公式サイトではまだ見られてちょっと安心♪
わが家のおすすめレシピ
- きなこミルク(少し温めた豆乳または牛乳+きな粉)
- きなこヨーグルト(無糖ヨーグルト+きな粉+フルーツ)
- バナナきな粉(輪切りバナナ+きな粉)
- バナナきなこトースト(トースト+輪切りバナナ+きな粉)

オーブントースターで3分ほど温めるだけで、きな粉がふんわり溶けて食べやすくなります。
バナナの甘さと合わさって、やさしい味わいの“おやつトースト”に。
一緒に焼いたパンの耳には、きな粉をまぶして大人用のおやつにアレンジしています。
デメリット・注意点も正直に
「ほんのり甘い」けれど、食べすぎに注意
このきな粉は控えめながらも、しっかり甘さがあります。
子どもが一度気に入ると、「もっとちょうだい!」が止まりません。
我が家では、1回分の量を少なめにして、2回に分けて出しています。
料理には不向き。「かけて使う」おやつ専用として◎
甘さがあるため、料理やお菓子作りには使いにくいです。
副菜や和え物・焼き菓子などには、無糖のきな粉のほうが向いています。

料理と使い分けるのが面倒で…きな粉はこれだけ!おやつ用に絞ってます
こんな人におすすめ
- 離乳食後期〜幼児期の子どもに、おやつ用きな粉を探している方
- 甘さ控えめでやさしい味を求めている方
- 子どもが手に取りたくなる、親しみやすいパッケージの商品を選びたい方
他のきな粉との比較(表)
項目 | とろけるきな粉 | 無糖きな粉 |
---|---|---|
粒子の細かさ | ◎ | ○ |
甘さ | あり(黒糖・麦芽糖・オリゴ糖) | なし |
料理向き | △(不向き) | ◎(万能) |
おやつ向き | ◎ | ○ |
パッケージの親しみやすさ | ◎(くまちゃん付き) | △(渋めの和風) |
まとめ|「おやつデビュー」にぴったりの1袋
今は別のきな粉(柿安のきな粉)を使っていますが、
「とろけるきな粉」のやさしい甘さと溶けやすさは、やっぱり魅力的だなと思います。
甘さには黒糖・麦芽糖・オリゴ糖が使われていて、白砂糖を使わない“配慮された甘さ”なんだなと、あらためて気づきました。
選んでよかったなと思えるきな粉です。

最初にこの商品を選んだことで、子どもがきな粉を好きになってくれました。
「また買おうかな」と思えるくらい、わが家の“おやつデビュー”にぴったりの1袋でした。
店舗で見かけないこともあるかもしれません
以前住んでいた地域では、近くのスーパーで取り扱いがありました。
でも、引っ越してからは見かけなくなり、それからは楽天やAmazonでまとめて購入していました。
お店によっては置いていないこともあるので、ネットで探してみるのが確実です。
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わが家のおやつ習慣を整えてくれた「とろけるきな粉」。
甘さとのちょうどいい距離感を見つけたい方に、ぜひ一度試してほしい一品です。